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2018/05/13(Sun.)

ネコに与える水(vol.2)

Vol.1では、日本で飲用として利用されている水の種類を挙げましたが、今回は、「ペット用ミネラルウォーター」でネット検索をした時のペット用飲料水の中身を見てみることにします。
検索の結果では、ミネラルゼロという水がたくさん出てきましたが、その理由については、みなさんご存知の尿路結石が関係しています。
水を飲むネコ

【水を選ぶ主な理由、尿路結石】

ネコちゃんやワンちゃんに与える水を選ぶ理由のひとつとして、尿路結石のリスクが挙げられます。
尿路結石の元となるミネラルの摂取を制限するために、よりミネラルの少ないお水を選び購入する方が増えているのです。
ただし尿路結石は、環境や運動不足、それに遺伝など、様々な条件により発生リスクが変化しますので、飲み水だけでは十分な対策とは言えませんが、ペットの健康を気遣う飼い主様ならば、毎日飲む水にも気を使うのは、今や当然なのかもしれません。
コップに注ぐ水

【ネコちゃん用(ペット用)に販売されている純水とは?】

現在ペット用の水として最も多く販売されている水の種類の一つに、逆浸透膜(RO膜)というろ過膜を使ってミネラルや他の不純物を取り除いた(超)純水と言われる水があります。
このタイプの水は、多く販売されている一方で、賛否両論がありますので、その中身を簡単にご紹介いたします。

純水の中でも、不純物が徹底的に取り除かれた超純水と呼ばれる水は、ミネラルだけでなくウィルスや有害物質等をほとんど含まない水なのですが、医学博士で水に関する著書も多い東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生などは、『(超)純水は継続的に飲むべきではない』と、言っています。
一方、ウィキペディアには、<この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。>という前書きのもとで、「下痢を引起こしたり、体に与える影響は無視できるもの」と断言しています。

実は、このような明らかな見解の違いがある中で、ミネラルゼロの水が販売されているため、よく中身を確かめて判断したうえで利用するのが、まだ賢明なのかもしれません。
泡立つ水

【ブームにもなった水素水】

水素水も、ペット用のものが多く販売されています。こちらは、健康に関する賛否などはありませんが、効果や効能に関するエビデンスは人用でさえ不十分だと言われています。実は水素ガスはおなかの中でも腸内細菌が作り出していることなどが知られていますので、腸内細菌を活性化するほうが良い可能性もまだ残されています。

還元水やバナジウム天然水など、まだ他にもペット用として販売されている水の種類があります。
どれも、とても健康を増進してくれそうなイメージで販売されていますが、実際に与え続けてみてどうなったという結果が示されたものはまだありませんので、よく中身を確かめてから利用することをお勧めいたします。
鉢に入った水

【ペットに合った水選び】

ペットの飲み水は、多くの場合が「置き水」として与えられています。
特に、雑菌の繁殖しやすい夏場は、安全なレベルの塩素を含み、ミネラルの少ない軟水でもある水道水が安心な場合もあります。

たかがお水ですが、多くの種類が販売されるようになった以上、中身をよく比較しながら、ペットに合ったお水を飲ませてあげるようにしましょう。

筆者:イノヨシ

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