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2018/10/02(Tue.)

話題の猫パルボウィルス感染症がもしあなたの近くで起こったら?

2018年8月。
有名な猫カフェで、猫パルボウィルス感染症が発症し、5匹の尊い命が失われました。予防接種を定期的に行っている愛猫家の皆さんにとっては、身近に感じる病気ではないのかもしれませんが、他人ごとと思わない方がいいかもしれません。
猫感染症

【致死率の高い感染症、猫パルボウイルス】

猫パルボウイルス感染症とは、猫汎白血球減少症、または猫伝染性腸炎とも言います。
パルボウィルスの感染によって引き起こされる、致死率の高い感染症で、特に幼猫の感染には気をつけなければなりません。

特効薬はなく、治療は対処療法のみで、もし感染し発病すれば死の覚悟が必要な恐ろしい病気なのです。

【ウィルスと細菌の違いは知っておくべき】

猫パルボウィルス感染症は、数ある犬や猫の病気の中の一つなので、どのような病気なのかをすぐに答えられる人は少ないかもしれません。ただ、飼い主としては間違った認識は病気を悪化させることにもつながりかねません。そこで、まずはウィルスと細菌の違いを知っておくことをお勧めします。

まず簡単な比較として、細菌は増殖できるエサなどがあれば、自ら増殖できますが、ウィルスは人や動物の細胞の中でのみ増えることができます。また抗生物質などの薬は細菌には効果がある一方、ウィルスには全く効きません。

ウィルスに効果的な薬も、ウィルスの増殖を抑える程度のものだけなのです。3つ目の違いとして、殺菌剤や消毒剤なども、ウィルスに効果的なものはある程度限られてきます。

【今あなたが使っている除菌消臭剤はウィルスに効くのか?】

もしあなたが、今回のようなウィルス感染の予防も考えて、家庭内で使用する除菌剤(多くは消臭除菌剤)を選ぶならば、ウィルスを不活化させる説明書きのあるものを選ぶべきです。

実際パルボウィルスを不活化させるには、強力な塩素系消毒薬や動物病院などで使用されている毒性の高いグルタアルデヒド系殺菌消毒薬でないと効果が期待できないとされています。
ウイルス
▲細菌を大きく上回る感染力のウイルスのイメージ。

【やっかいなパルボウィルス】

ウィルスと細菌の違いにおいて、ウィルスは細胞の中でしか増えることができないと説明しました。つまり、一般的にウィルスは、細胞の外では間もなく消えてしまうのです。しかし猫パルボウィルスは、細胞の外でも半年~1年以上感染力を持ったままの状態で生存できるのです。

感染経路は猫の排せつ物や唾液などですが、猫パルボウィルスはノミまでもが感染経路になるという情報もあるくらいです。

今回のように実際にウィルス感染が広まってしまった場合には、強力な消毒薬を使っても、感染を止めることはとても難しいとされているのです。

【あなたの周辺で、猫パルボウィルス感染症が発症したら?】

今回のように施設内の感染症が公表されるのはめずらしいことですが、もし今後そのような情報に接した場合、猫と暮らしている人はとにかく、猫が多く集まる場所、そこで働いている人にも近づかないことが賢明でしょう。

また猫と暮らしていない人でも、猫好きで猫カフェなどに通っていらっしゃる方の場合、他の猫カフェに足を運ぶ際には気を付けていただきたいものです。この強力な病原性ウィルスの運搬係になってしまわないように。

この特効薬の無いウィルスに対応するには、ワクチン接種を怠らないこと以外に、猫自身の免疫をアップするしかありません。
猫のための清潔で良い環境と良質な食事を、普段から準備してあげましょう。

筆者:イノヨシ


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